「・・・」


なんと悲惨な事に、あたしの英語のノートがなかった。



「・・・此処にあるけど・・・、はい」



あの男子が・・・、ってか、名前くらい知ってるから呼ぼ。


ってか・・ちょっとあたしって変だなー・・・
顔知らないのに名前知ってるとか・・・ねえ。


あ・・・それで、海斗君が後ろからあたしの
英語のノートを持ってた訳。



「あ・・・、ありがとう・・・」


「・・・なあ」


「んん・・・?」


「お前ってさ・・・今度インターネット上の彼氏とあうんやろ?」


「・・・・・・は?」



なんで・・・なんでコイツが知ってんの?





*