ボクは須郷の手紙通り…昼休み…屋上に行く。


 須郷は先に来ていて…ボクを待っていた。


 須郷もヤンキー……。


 でも…ヤッキーのようにハデな存在感はない。


 どちらかと言えば…地味……。


 「……ゴメン…急に…変な手紙を書いて…」


 「いや……」


 須郷はいきなりボクの両肩に手を掛けた。


 「付き合ってくれ!!加瀬」


 性急な須郷の告白。


 ボクは…戸惑うばかり…。