一番幸せだった時―…
それは小6だ。

少女漫画を描いてみたら「上手い!」「面白い!」って
クラスの子が近寄ってきて、それがすごくすごく嬉しくて
あんまり話したことのない可愛い子も、男子も、マリの漫画を読んで
「また書いてね」「続き早くみたいよ」って言ってくれた。


中学校への不安―…
それもあったけど、今のままだったら…
マリは頑張れる。そう思っていた。