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俺に弟子入り宣言をした吉田は満足そうに帰って行った。



「里緒菜〜、吉田帰ったぞ…」



『あんっ…あぁっだめ…』



っ!!!



テレビ画面いっぱいに広がる、男と女の結合部分…


部屋中にこだまする大袈裟すぎる女のあの声


「わっ、ばかっ何見て…」



テレビ本体の電源を切り、里緒菜を見ると、リモコンを握ったまま気持ちよさそうに寝息を立てていた。



ったく…こんなの見たまま寝んなよ…


里緒菜の手からリモコンを取ろうとした瞬間…



「悠登の変態」



「は?えっわぁっ」



ハッと瞬間、視界が逆転した。


―ドサっ



「あぁいうのがいいんだ?」


俺に跨り、腕組みして見下ろす里緒菜


「とっ…友達に借りたんだよ」


…って何焦ってんだ俺…


「友達ねぇ…」



そう言いながら顔を近付けてくる


里緒菜のシャンプーの香りと、上目使いに…



っ!!!!



反応してしまった俺のJr.


うぁ〜…やっべ…


…他の女ならこんなの何とも思わねぇのに…


恐るべし…小泉里緒菜