はじめは美里は声もかけられなかった。恥ずかしくてただ、彼と会うとうつむくしかなかった。


得意先から、出張して他県にCDロムの開発に行かされたとき、彼と同じ車で出向く様に言い渡された。



美里は憧れの人と同じ車で行くので有頂天になった。