「どしたって……
凌ちゃん襲われそーだったじゃん?
俺、偶然近くにいてそれ見っけてー。
助けに行こうと思ったら、まさかの凌ちゃん強かったー!

………てきな?」



「…ストーカー?」

私は咄嗟に1歩下がって自分の体を抱きしめる。


「ちげーよっ"偶然"!
もー…こっちがビビッたっつーの」


"いきなり男倒しちゃうから"



「ああー、うん。まあ…
ヤンキーなお友達が多かったもんで。」

自然に鍛えられてたらしいね。



「なるほど。
まぁとりあえず、惚れ直した♪」



……もう勝手にしてください。