その日夜に帰宅したお母さんをなんとか説得させて、この小猫は、家にいられることになった。 「一緒に寝よ~。」 小猫を傍らに、わたしはベッドに入った。 会長なんかのとこに行かなくてよかった…だってこんなにかわいいんだもん。 わたしは気持ち良さそうに眠っている小猫を撫でた。 それにしても…会長もたまには優しいことするんだね。 ちょっとだけ見直したかも。 そう思って眠りについた。