「懐かしい!」 一番好きな遊具のブランコに乗った。 「茜、座って」 ブランコに座った。響は向かいにある柵に腰かけた。 なんだろ? いつもと様子が違うような… 「どうしたの?」 「えっとな…」 ポケットからラッピングされた小さな箱が出てきた。 「茜にやる。」 クリスマスプレゼントはちゃんともらったし… 「あたし誕生日じゃあないよ!」 「いいから。開けてみろよ」 箱を開けるとその中には… .