あまりに嬉しくなった私は、思い切って、裕司くんに知らせることにした。  


どうか、まだ日本にいますように……


と、願いを込めて。 



肝心な出発日や結婚式の日取りを聞いていなかったから、携帯が繋がることだけを信じて……。



電話ではなく、メールで送ってみることにした。