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恥ずかしがる私を、無理矢理プリクラルームに引っ張りこんだ裕司くん。 



「やっぱり、やめようよ!恥ずかしいよ」



「何言ってるの!お金入れたから撮るよ!さっ、時間ないから早く!」 



始めは、遠慮がちに横に並んでいたけれど、


回数を重ねるうちに、だんだんと二人の距離が縮まっていった。



後ろから抱き締めるようなポーズを取ったり、頬と頬とをぴったりと重ね合わせたり。 



今思い出すだけでも、頬が紅く染まる。