美加は、とても幸せそうな顔をしていた。



彼の話をするときの美加は、私から見ても光輝いていた。



恋愛をしていると、やっぱりキレイになるのかな。   


私は、いつになるんだろう……。


どんな人と結婚するんだろう……。


と、つい考えてしまう。  





――と、そのとき、


ふと、裕司くんの顔が頭に浮かんだ。