ガラガラ‥




「‥‥‥優希‥章大君の所行ったのね??」




廊下から優希のお母さんが病室に入ってきた。




亮『‥‥‥‥そうです‥すいません僕止めませんでした‥』








と め ま せ ん で し た








優希の強い気持ちを‥

優希の最後のお願いを‥




「ええの‥あの子‥あの子はこれでよかったんです‥」

亮『‥‥‥‥すいません‥』

「亮君???ありがとう。お礼言うわね???」

亮『僕は‥っ僕はそんなお礼言われるような事してません‥っ』

「‥ありがとう。」




優希のお母さんは微笑む。

どこか悲しそうやけどこれでよかったと言うような笑顔‥




亮『僕は‥っ恨まれてもしゃーないような奴なんですっ‥っ』




俺は地面に膝まつき‥

優希がさきほどまで寝ていたベットに顔をうずめて泣く。

ガラ‥バン‥

優希のお母さんは病室を静かに出て行った。