プルルルルルル‥

章『‥‥‥‥‥』

ピッ

信五先輩『章大さっきから何回も誰に電話してるんや〜???』

章『ちょっと友達になんですけど何回電話しても出ないんですよ‥』

裕先輩『嫌われてるんちゃうんか??(笑)』

章『‥‥‥‥‥‥‥』




嫌われる‥???

その方がええわ‥

今日の朝から優希が気になって何回も電話してるねんけど全然繋がらん‥。

何かあったんかな???

俺はそっちの方が怖いわ‥。

今日はバイトやのに笑う気にはなれへんわ‥。

俺は休憩室で何回も電話をかけ続けた。




信五先輩『章大顔色悪いで〜???寝不足ちゃうかぁ〜??』

亮『まぁ昨日夜中まで喋ってたもんな〜???』

章『うん‥』




そうやな‥昨日亮と別れてから家についた時には

もう3時前やったからな‥。

優希と2時間くらい座ってたんやな〜‥。

友達???

あかんな‥何度言い聞かせても

優希に頼られるたびに‥

優希になかれるたびに‥

好きって気持ちがおおきくなっていってまうねん‥

友達の彼女‥

優希が頼ってくるたびに好きって言いそうになるのも‥

優希が泣くたびに抱きしめたくなるのも‥

全部歯止めをかけれてるんは‥

俺の大事な友達の彼女やからって理由だけ‥