帰り道俺と優希は途中まで一緒やからいつも一緒に帰る。

亮は俺らと正反対の方向やからここからは別々で帰る事になる。

帰り道‥

綺麗な桜並木道を通る。




「なぁ章大???ちょっと止まってくれへん??‥」

章『どうした???』

「ちょっとフラッとすんねん‥薬の副作用で‥」




電柱の下をちょうど通りかかった時優希が言い出した。




章『大丈夫か???俺時間なんて大丈夫やから休もう??』

「ごめんな〜‥ゴホッ‥」




俺は自分の目を疑った。

道の外灯に照らされた優希の顔は血のけがなく

青白かった。