「ようっ!アイ。遅くなって悪かったな。」 そういいながら、学ランにおっきなスポーツバックを肩から掛けた、男の子が現れた。 「お、ハルキ。遅い~~」 「ふっ、ノロいお前のためを思ってわざと遅く来たのになぁ~」 うっわ、いやみたっぷり。 こいつぅ・・・記憶戻ったら思いっきり態度変わったな。 「うっさい。」 「ーーーーははははっ。」 なにわらってんのよ。