試合が終わって、体育館を出ようとしたとき、アイたちと会った。

今日、試合を見てくれてたことは知っていた。

アイと目が合ったけど、なんていったらいいのかわからない。
アイとは・・・いや、千鶴?とは、病院であった時以来だ。

「あ、ハルキ!!」

ルカが、オレに手を振ってきた。

「おう」

「ハルキさん・・・、すごかったですね。」

アイが言った。
昔とはどこか違う笑顔。

だけど、その輝きは同じだと思った。