「おっはよーっ」

後ろから肩をトンッとたたかれた。

朝からテンション高ーーっ。

「なんだ、ハルキか。」
『何だとは何だよ。』

「別にぃ。」


こいつは 真城 春樹。〈マシロ ハルキ〉
あだ名は<ハルキ>
いつもいつもテンション高くて元気がとりえの幼馴染のバスケ少年。
勉強が超苦手なの。
髪はちょい長め。

意外にモテるらしいけど、私は別に普通かな。

だけど、私が困ってると、いつも助けてくれるて、実はイイ奴なの。

「お前またかよ。あいつらもこりねぇーなぁ。」

はい。
またです。

「お前。気楽だなぁ。そこだけは感心する。」

だけとはなによ。だけとは。
あんたより頭いいでしょうが。
いつもいつもテスト30点くらいのくせに。

「オレは、運動オンチのお前と違って、運動神経いいんだよ。」

ただのバスケバカじゃん。