「はあ....」

静かな放課後の教室にさちのため息が響く..


「何で―あたしっ...」






ガラッ 


「「あっ」」


重なった2人の声が
響きわたった 




「高野くんだよね?」



「そっそうです。きっ北村さんは、何でこんな遅くまで教室にいるんですか?」



「え?」


さちは、時計をみた。 



「やばいっ!7時ぢゃん!!」