「それって神だけの世界になるって事?」
「そう。でも、人間も共存できる世界が楽園。」
「そうなんだ。」
俺は、日菜ちゃんと天川さんの不一致に困っていた。
そんな事を話してると授業は終わった。
今日は、学校の創立記念と言う事で午前で授業は終わりである。
みんな、バラバラに帰りだした。
俺も帰りの身支度をし出した。
そうすると
「いつか失楽園が楽園になると良いね。」
と言って天川さんは帰っていった。
「私たちも帰りますか?」
「うん。」
俺は、サリリちゃんと下校した。

「そう言えば、図書館に行くんだよね?」
「はい、無理を言ってスミマセン・・・」
それから図書館に向かった。
「何か借りるの?」