入学式の帰り道、途中までは4人一緒だから皆で帰る。
南:「ヤバイね!私達のクラス!」
花:「だってあのキラキラ2人組が担任と副担任だなんて!きゃ〜!」
真梨奈:「奈緒がその1人と住んでるなんて、他の女子が知ったら虐められるね!」
「ええ!!私は高木先生なんか好きじゃないのに…!」
花:「絶対ウソ!!実は好きなんでしょ?花だったら、お姫様抱っこの時点でノックアウトね!」
南:「あはは!笑」
「お姫様抱っこ?私お姫様抱っこなんてしてもらってないもん!」
真梨奈:「そっか、奈緒寝てたから知らないんだ。」
南:「え〜!もったいない!高木先生の腕に抱かれてた事を覚えてないなんて!」
3人ともニヤニヤしながら私を見る。
「はぃい?」
ハテナを浮かべる私を無視して真梨奈は話しだす。
真梨奈:「でも、今日の入学式の時も新一年生、きゃあきゃあ言ってたよ。」
南:「さすが人気だね…。」
花:「奈緒!絶対とられちゃダメだよ!」
「…別に、いいもん…。」
真梨奈:「とか言ってヤキモチ焼いちゃうんだから!(笑)」
「焼かないってば!」
もう!!高木先生が誰といようと私には関係ないもん!!