真梨奈:「さすが、教師の家は広いね!」
南:「うひょ〜!これは奈緒も充実だね。」
花:「凄〜い!いいなぁ、キラキラした生活!」

先生:「お前ら、さっさと座れって!」

部屋中を歩き回る3人を先生が怒る。


3人は「はーい」と渋々言って、リビングの机の上に大きなスーパーの袋をドンドンドンっと置く。


「何買って来たの?」

南:「すき焼きセット!!まだ夕飯作ってないっしょ?」

「うん!やったぁすき焼き♪」

真梨奈:「私、スーパーでバイトしてるから安く買えるんだ♪3人で奮発!」

花:「お菓子とジュースとチューハイもね買って来たから!」
真梨奈:「こら、花!しぃー!!」

真梨奈は慌てて花に黙るように言うけど、先生はちゃんと聞いていた。

先生:「酒は飲むなよ!何買って来てんだ!まだ未成年のくせに…。しかも教師の家に…。」

真梨奈:「先生、今日だけ!ほら、3月ももう終わりだしさ!パーっと飲みましょう!」

先生:「オッサンかお前は…。ダーメだッ!」

真梨奈:「分かりました。冷蔵庫に入れるだけはいいですよね?」

先生:「おう!…飲むなよ?」

真梨奈:「はいはい。」



そして皆ですき焼きの準備を始めた。