私の声にビックリした先生が慌て問う。

先生:「どーした?迷惑メールか?何だ??」


「…真梨奈達が、今日泊まりに行くんだって言うんです、先生のマンション教えちゃって…。すいません。」


先生:「な!…真梨奈達ってことは山岡や長嶋も一緒なのか?」


「はい、…やっぱりダメですよね?」


先生:「…。イヤ、吉崎が別にいいなら、俺は構わないが…。」


「え!いいんですか?、先生が良かったら私も全然…。だって先生の家だから、ダメだと思って…。」


先生:「ん〜…。気にするな!吉崎の友達なんだしいいんじゃないか?ここは、お前の家でもあるんだし、俺は教師だが保護者でもあるんだし…。」


何かあっさり承諾しちゃう先生に驚く。確かにそうだけど…先生ってやっぱり不思議な人。


先生:「あ、でも一応変装して来いって言っておけ!女子生徒が男性教師の家に泊まるのは、ばれたらマズイし…。」


「あ、はあい!」



メールで真梨奈に、変装して来いって打ち送信!


…何だか皆が来るって思うとわくわくしてきた。