高木先生はそんな私の体を少し離すと、私の唇にそっとキスを。




ドキンと音を立てる心は、




寂しさで溢れて、



キュウッと締め付けられる。
























青い思い出の空の下。




またひとつ今日の日の思い出を



この空に残して…。






新しい明日を迎えるため、








私と先生の過ごした365日は、


新たな未来で、
終わりのない日々を
綴れるように




今日…終わりを告げた。










……― END ―……