「ひ、ん!!」


また重なる唇。



ダメだ身がもたない。



いつもならすぐに離れてくれる高木先生の唇が離れない。



い、息が苦しくなってくる。


「ふはっ、んん!!」


あまりに苦しくて、一瞬口を開けて息をしたその瞬間を、逃さないと言うように、高木先生の舌が容赦なく入り込む。



「た、んん!せ、んん!」



絡ませる舌が、私の言葉を奪う。


た、高木先生!

と止めて下さい!!



ドキドキドキドキとまた激しく動き出す心臓、考えることさえ出来なくなってくる。












「ぷはっ!!」



やっと先生の口が離れ、息をする。

はぁはぁっとお互いの息が混ざり合う。


高木先生:「ぷはって何だ?(笑)苦しかったか?」


「っ!!!」


頭が真っ白な私の心境なんておかまいなしに、余裕の笑みを浮かべる高木先生にムッとする。



同時に熱くなる体、赤くなってしまう顔が何だか悔しくて。



高木先生:「さ、今日の授業はここまでだな♪」


そう言って私の上から離れると、荷物を取りに行く先生。


完っ全に楽しんでる!





「っ!変態!!先生のバカ!」