花:「今日で最後のご飯だね…。」
ポツリと呟く花に、皆でシュンとなる。
青い空の下で、いつものように4人と高木先生でお弁当を広げて、食べるお昼。
"いつも"が終わるって
こんなにも寂しいことなんだ。
高木先生:「そうだな!最後くらい、そんなシンミリすんな。ご飯の時は笑え。」
南:「はは!そうだね!、あ!これもーらいっ!」
高木先生:「な!!お前は…。」
にっと笑った南が高木先生のお弁当から卵焼きを摘んで食べる。
真梨奈:「ほら、南これあげる!」
そう言った真梨奈が、にんじんを南のお弁当にポイッと入れる。
南:「ぬわぁあ!!!敵だ敵が私のお弁当にっ!!」
花:「あはははははっ!」
「空、晴れて良かったね!」
笑う花にそう言って花と一緒に、晴れた青い空を見上げた。
花:「うん!!」