どうしたらいいのか分からない私は、自分の心臓を必死に落ち着かせていた。



だけど、触れられた先生の大きな手の感触、先生の体にそっと身を寄せて、頬を当てる。



男の人の体って、堅い。

がっちりしてて、崩れないような堅さで

凄く安心する。



高木先生:「…。小さいな…吉崎。」


その声にドキッと心臓が跳ねる。


「せ、先生が…大き過ぎるんです…わっっ!!」



そう言った瞬間、グンッと自分の体が浮く。



「ちょ!たか、ぎ先生!!?」




高木先生に軽々と抱えられてしまい思わず声を上げる。



高木先生:「つっかまえた♪(笑)」


そう言って、はははっと笑いながら、リビングへ向かう。



「すすすすストップです!おおおおろして下さい!せせ、せん、先生っ!」


完全にパニックになる私をがっしり捕まえた高木先生は、笑いながら歩く。








高木先生:「仕方ないな!ほら!」



ドサッと、ソファーにおろされた私の上に乗っかる高木先生。



高木先生:「おろしたぞ?」



えええええええ!???


「ちょちょちょちょちょっと!どどどいて下さい〜!」