先生:「あと、吉崎‥。聞きたい事がある!!」
先生の真剣な表情に、嫌な質問だと察知した私は思わず、ガタッと立ち上がる。
先生:「ちょ、待てって!!」
「やっぱり私、ひとりで暮らせます!!!!大丈夫ですから、!!」
慌てて部屋を出ようとする私を捕まえた先生は、
先生:「たく、何もしねぇから!
吉崎‥、何で俺の事嫌がるんだ?」
ほら来た…。嫌な質問。
「…。い、嫌がってませんよ?」
すると先生は、私の頬を摘む。
いてて…。
先生:「じゃあ何でお前は、いつもいつも、俺を見るとふてくされてるんだよ!」
げっ!!気付いてたんだ!
「ふ、ふてくされてなんかいないです!先生なんて、嫌い嫌い嫌い!!なすび、きゅうり、ニンジン…………!!!」
ドンッと先生を押して、別の部屋に入ってドアを閉めた。
先生:「…なすび、きゅうり、ニンジンって…。(笑)」
先生:「って!!、そこ俺の部屋だぞ!お前の部屋は隣だっ!」
「知らないもん!!」
何てバカな事を言ったのか、自分でも分からない。子供すぎる自分に呆れた…。