高木先生:「吉崎!面白かったぞ!笑」
家に帰ってくるなりニコニコと笑いながら私の元へやって来る高木先生をキッと、睨みつける。
やっぱりくると思った。
「緊張してたんです!!」
高木先生:「ははは!手と足がギクシャクしててロボットみた…いてッ!」
ボカッと先生のお腹にパンチを入れる。
「緊張してたんですってば!!!」
赤くなって必死に怒る私を、そうやってからかうんだ先生は!
ツーンっと怒ってキッチンのほうに足を運ぶ。
「もう!先生になんかご飯作ってあげない!」
そう言うと慌てて高木先生が困った顔をして謝りにくる。
そんな高木先生が面白くてつい笑っちゃう。
もう許さないって思っても、高木先生だと、許しちゃうんだ。
何だか、私………
高木先生に甘い?
弱いのかな?
悔しい、ていうより、仕方ないかって思っちゃう。
変な私。