南・花・孝則君:「「「海だぁーッ!!!」」」
一目散にまず3人が駆け出す。
亮君:「やっば!!最高ーッ!」
真梨奈:「ちょっと!待ってよ〜!」
その後を走って追う2人。
賢志君:「はは!」
林田君:「…。」
更にその後をゆっくり歩きながら追う2人。
皆、目をキラキラ輝かせて、わぁわぁきゃぁきゃぁ叫び遊んでいる。
私は石段に座り遠くから、皆を見つめながら昔、お父さんとお母さんとお姉ちゃんで来たあの日のことを思い出していた。
高木先生:「ははは(笑)」
タケさん:「元気だなぁ〜。俺も遊んでこようかな〜(笑)」
私の後ろで運転係の2人は、そんな皆を見ながら笑い合っていた。
少し遊んだ後、高木先生とタケさんが皆に集合を掛ける。
そしてログハウスの前に、全員集合。
掃除係4人、バーベキューの準備係3人、食料係3人…大まかに分担して皆で夜の準備に取り掛かる。