山岡 花 Side



亮君:「おはよ!!」



朝の眠〜い電車で亮君に会った。


「おはよ〜。偶然だね〜。」


欠伸をしながら受け答える私にニコニコと微笑む亮君。



あれ?そういえば最近良く電車で会うなぁ〜。?





亮君:「最近、南のやつ…口聞いてくれないんだ。」


少し間が空いてボソリと、寂しげに呟く亮君。




「…。」



そういえば、南ん、ずっと元気がない…。

どうしたのって聞いても、笑って逃げてくんだもん。



亮君:「あ、別に、友達だから心配で…。」


少し慌てている亮君。



「?。私も同じだよ。南んどうしたのかな〜?」



花には分かんない。



南んが何か言ってくれるまで…。