告発された者は捕まりこう問われる。


 
「お前は魔女なのか?」


 
告発された者の答えは当然NOだ。


 
もしここでYESと答えた場合「火刑」が架せられる。


 
いわゆる火あぶりの刑というやつだ。


NOと答えた者の運命はこれよりさらに激しい激痛に耐えなければならない。


 
5つの拷問。


 
内容はあまりにも酷いので話の中では伏せておく。


 
自身の想像に任せることにしよう。


 
この5つの拷問を耐えきれば釈放してもらえるんだがそれに耐えきれたものは数えるほどしかいない。


これがフリードリッヒ・ヴィルヘルム1世が魔女裁判を禁止するまでの200年の間このような悪行が猛威をふるった。


 
これが1714年のことらしい。


 
プロテスタントはその信仰心ゆえに悪魔と関わる魔女を許さないという気持ちがあり行ったことだとは思うが己自身の中に悪魔が居たことを気づくことはなかった。