闇が恐い 光が……ほしい ――大丈夫 闇を恐れないで え? ――君は 光だから。 俺が光? ――光が君を 選んだから。 気づくと俺は、真っ白な終わりのない空間にいた。 ここは……? 目の前には、透き通るような白く長い髪をした少女がにこりと笑っていた。 君は? ――あたしはエィナ。 エィナ? ――そう 君は光。