「朔羅…」



ベッドに戻ってきた朔羅はさっきと同じように座る。



膝を立てて座るからわたしはその間に入ると、制服のズボンに手をかけた。



「いいの…?」

「欲しくないの?」


わたしが首を横に振ると、いいよと言ってくる。


朔羅のソレを含むと、彼が反応したのがわかる。
なんだかいつもと立場逆転して嬉しい。


「コウキちゃんって、どこでそんなこと覚えたんだよ」

「んっ…」

「気持ちいいから」


もういいよと、朔羅が止めた。


「ずっとされてたらもうやばいって。なんなの、もうマジで」

「照れてるの?」

「照れちゃ悪い?」

「ふぅん」


やっぱり年上としてのプライドはあるから、子供っぽい反応されると勝ち誇ってしまう。