「……聞くんだ」
「無理やりの方がよかった?」
「な訳あるか!今までが無理やりだったじゃん!」
「あれー?」
そうだっけと言いながら、朔羅の手はもうすでにスカートの中にあった。
「んっ…」
「なーに、いやらしい。もう濡れてるじゃん」
「はあっ、」
朔羅の指がわたしの中を攻めだすと、身体に力が入らなくなり、朔羅に身を委ねる。
「あああーーーっ」
「イッちゃったね。これ舐めて」
朔羅は濡れた指をわたしの口に入れてきて、わたしはそれを舐める。
「ちょっと待ってて」
ベッドから降りた朔羅はこの部屋の鍵を締める。
外鍵は朔羅がもっていると前に楽太郎が言ってたので、もうここには誰も入ってこれない。
「コウキ…」