久しぶりにtoxicに出勤してすると、すでに宝さんがいた。
「今日はお早いですね」
「久しぶりのセノだからね。待ちきれなくて」
「本当ですか?」
「ママ、このまま抜けちゃってもいい?」
「まあ、宝さんったら。少しはお酒を嗜んでからお願いしますね」
「仕方ないなぁ」
そう言いながらも笑っている宝さん。
結局二人して2時間くらいお酒をを飲み、そのままいつものホテルに向かう。
「待てない」
「えっ…」
彼は部屋に入るなり、わたしを抱きしめ、顔を埋めてくる。
いつもの彼とは違う性急な行動に戸惑う。
「たからさんっ…」
「我慢できない」
わたしを抱きかかえると、そのままベッドにうつる。
お互いの着ていた服は、すでにベッドの下だ。