「そうだけど……送ってもらったのは、かすかに覚えてるけど……でも、このかっこうは……それに、なんであんたこそ、裸なのよ……」

「ああ、これ? まぁ、それは成り行きってことで…」

「なっ! 成り行きって何よっ!」

まさか酔った勢いで……とか、あわてふためく私を見て、銀河がぷっと吹き出した。

「……なんもしてねぇよ」

と、銀河が笑い出す。

「じゃあ、成り行きって……」

「服は、おまえが自分で脱いだんだぜ? 『暑いー。脱ぐー』とか、言って。

俺は、ひとりにしておくのがちょっと心配だったから、泊まっただけだから」

クスクスとまだ笑っている銀河に、顔が赤らんでくる。