「こらそこ!いちゃつくなぁ!」


佐奈先輩に指摘された。


「いちゃついてねぇーし♪」


「いちゃついてません…!!」


俺と赤眼鏡ちゃんは否定した。



「…まぁスキンシップは必要よね。ごめんなさいw気にせずいちゃついていいわよ」



そう言い佐奈先輩は違うとこへと走って行った。



「…んー…女の勘なんですけど、佐奈先輩が忘れられない後輩って……」



「なに?聞いてなかったw」


俺は赤眼鏡ちゃんの方を向きニコリと笑った。



「…まぁ確信出来てないんで秘密です♪」



赤眼鏡は不気味な笑みを浮かべていた。


「…よくわかんねww」



俺はそっぽ向いて佐奈先輩の元まで歩いた。



「佐奈先輩♪」



俺は後ろから佐奈先輩の腰に腕を回した。


「ちょ…やめてよ空くん。」


佐奈先輩は俺の手を解いた。


「じゃあ先輩の忘れられない後輩を教えて♪」



そう言うと先輩は固まった。