今から飛行機に乗るんだけど、乗る前から体調が悪い。 「奏?大丈夫?」 亜美の横で私は寝てしまおうと必死だった。 彼方がいないこの空の上で、発作をおこすのだけは、避けたかった。 しかし、出発から、少しすると、異変が現れた。 ハァ……ハァ… 息が苦しい。 「奏?あっちで休もうか。」 彼方と一緒に休んだ所に今度は、亜美と一緒にきた。 息が苦しい。 ゴホゴホ…ゴホゴホ…