「あぁ。思い出したみたい。この言葉俺が唯に告った時の言葉だよな?唯、それってプロポーズみたいって笑いながら泣いてたっけ。」


唯はもう大洪水状態。


「やっと思い出してくれた。ひろが言ってくれた言葉。前はちょっと戸惑っちゃって答えられなかったけど・・・今なら言える。」


唯はこっちを真剣な目で見ている。その真剣な目はまっすぐ俺を見て何か決意をした。そういう目だった。


  -唯、お前は俺を一生愛してくれますか?-


「ひろ・・・私はあなたを・・・心から愛しています。」


唯がそう言った瞬、自然と俺の目からは涙があふれていた。そして唯を抱きしめていた。


「待っててくれてありがとう。これからは俺が唯を愛してやるからな。」


「・・・うん。いっぱい愛してください。」

そして俺らは長い口付けを交わした。この思いが永遠に続きますように・・・と。


         <END>