「ゆ・・・・い・・・?」

俺の目の前には泣き崩れている唯がいた。


「・・・え?何?目、覚めたの?」


「痛ててて。頭がズキンズキンする。俺倒れた?」


「・・・バカ。ホントに心配したんだから。死んじゃうかと思った。」


唯は必死に涙をこらえて笑っている。こんな姿を俺はホントに愛しいと思った。

そして気付いた頃には唯を抱きしめていた。


「唯。心配かけてごめん。俺はもうお前から離れないから・・・だから、ずっと俺を愛してくれますか?」


唯は驚いてこっちを向いている。


「それってひろが私に告白してくれた時の・・・。ってことはひろ!?」