それから俺は数時間気絶をしていた。気絶してる時に俺の頭はいろんなことがぐちゃぐちゃになっていた。


「ひろ・・・目を開けて。ねぇお願い・・・。ひろが生きててくれれば、もう何もいらないから。だからお願い。目を開けて・・・。」


前にもこんながあった。・・・そうだ。事故の時だ。


あれ?俺なんで事故にあったんだ?・・・トラックがぶつかってきて・・・場所は・・・この海・・・。


そう。あれは・・・初のデートの時・・・。俺は笑ってた。彼女も・・・笑いながら・・・泣いてた。


俺が唯に告って・・・。OKで・・・。


そうだ!俺はあの時唯に告ったんだ。


唯はずっと俺を好きで、俺も・・・唯が好きだった。


俺が唯に告った言葉は・・・。そうだ。思い出した。