「それより、お前、記憶無かった方がしっかりしてていいんじゃねぇの?俺的には前の方がいいけど。」


同じ質問じゃん。俺ってそんなにだらしなかったのか?


「俺も早く記憶戻してぇよ。戻ったら唯といっぱいラブラブしたいし。」


俺は唯を見ながら言った。唯が顔を赤くしている。


「バカ。恥ずかしいでしょ!!!もぉー。」


「朝からラブラブですね。うらやましい限りです。」


唯がさらに赤くなった。俺もつられて顔を赤く染めた。


「そんなこどうでもいいから。それより、迅が遅刻とか珍しいね。」


「あぁ。昨日楓がしようよってうるさいから何回もしちゃってさぁ・・・。」


「だって、したかったんだもん。」


またこの二人は恥ずかしいことをさらっと言う。