「オレもそろそろ料理できなきゃいけねぇな。七海もできるようになるんだぞ。」
「は?あたし、自分で弁当作っているっつの。」
また、先生は驚いた眼をしていた。
失礼な、あたしだって作ってくれる人なんかいないのよ。
「何で、親とか夜勤とか??」
「母は無職で、父が大学院生とバイトです。」
「はぁ??じゃあ、学費どうしてんだよ!!」
「先生には関係ないですよ。」
あたしが冷たく言い放つと先生はあたしのことを横から抱きしめた。
ちょっと、何…してんのよ。
「お前、まさか…体売ってないよな??」
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