「知っているのか??雫のこと。」


「当たり前。だって、海の・・・」



あたしは、一瞬にして雫ちゃんという存在が消えてしまった。


雫ちゃん??



雫ちゃんって誰だっけ。




「皐月??」



あたし・・・、わからない・・・



さっきはわかったはずなのに・・・・


雫って言う子の存在が。