あたしだって、同じこと考えていた。 海と結婚。 できたらいいだなんて、ホントに思っていたんだから。 確かに、知り合ったばかりかもしれない。 けど、あたしは海のことが一番信頼できる人へとなった。 海がいるから今のあたしがいる。 海が今のあたしを導きだした。 だから、あたしは海に惹かれていってるんだよ。 「海、あたしも今日思ったの。」 海はあたしの顔を見つめてくる。 真っ直ぐな視線で。