「いや、皐月ってなんか夢とかあんの??」 夢? そりゃあ、子供作って、海と…じゃなくて。 特に決まってないかな。 強いて言うなら、料理人が良い。 「強いて言うなら、料理人かな。海は??」 あたしは海に聞くと海は頬を赤く染めていた。 「大学出て、教師になって…皐月と結婚したい。」 「え?」 「ああ、いい!!なんでもない!!」 あたしは海に抱きしめながら、海の顔をまじまじと見た。