「いいよ、寒くならないうちに行こう。」


「サンキュー。」


あたしと海は手をつないで幼稚園のお迎えに行った。


くだらない話をしたり、あと進路のこととか冗談で夢のような話。


そんな話をしていたらいつの間にか幼稚園に着いていた。


「あら、海くんと彼女は・・・??」


すると、若い幼稚園の先生らしき人にあたしのことを尋ねられた。


海はあたしの肩を寄せて嬉しそうに笑いながら


「オレの将来の奥さん!!」


は??


あたしだけでなく、先生も驚いている様子だった。