「『junk』って知ってる??」


あたしは皐月ちゃんに聞くと皐月ちゃんは首を縦に振った。


「あたしそこでよく洋服買っていたし・・・」



そうか、東京に出れば『junk』のお店なんてたくさんあるんだもんね。


あの、さわやか系からパンク系まで色々なジャンルが混ざる『junk』

しかも、最近有名なモデルが専属モデルとなって活躍しているのだ。


しかも、よくテレビにでも登場する。


とにかく人気ブランドなんだよね。


「今日は『junk』いかない??皐月ちゃんにはぴったりだと思うよ。」


あたしは、笑顔で言って見せたものの皐月ちゃんは首を横に振った。


「あたしじゃなくて、葵だよ。『junk』は葵のような才能を持つ女の子をバイトとして募集していると思う。」