「皐月は何処だ・・・。」


「さぁ、あたしが知っているわけないでしょ??」


すると、北条とつるんでいた女子たちが手を上げて立ったのだ。


「・・・すみません、心あたりあります・・・。」

「体育倉庫です。」


オレはすぐに体育倉庫へ駆け出して行った。

もちろん、葵も棗もオレについてくるような形で。


そして、ハルもオレたちを追う形でこちらにやってきた。


体育倉庫に着くと鍵がかけられていた。

「ハル!!早く開けろ!!」


皐月が無事ですように・・・


皐月・・・