あたしは頷いた。 「そうですか。じゃあ、また来週一回来てくださいね。」 「お大事に」と微笑んだ先生。 そして、あたしと海は診察室から出て行った。 何で、お父さんのこと知っていたのだろう… 「皐月、大丈夫か??」 「う、うん。」 それより、彼女たちが言っていた遊びって何?? 「皐月、オレはお前に話さなきゃいけないことがある。」 そう、海の過去。 これから、酷いことを聞くことになるのだ。